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2年連続の繁殖なるか コウノトリ抱卵確認

2025年03月11日 16:57更新

去年、県内で初めて上越市吉川区で産卵、繁殖に成功した国の特別天然記念物、コウノトリのつがいが、今年も同じ場所で産卵し、3月に卵を温めるようすが確認されました。
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これは今月7日(金)に上越市教育委員会が発表しました。卵を温めているのは、吉川区で産卵し、繁殖に成功した去年と同じペアです。場所も去年と同じ農道にある高さ10メートルほどの電柱の上です。ペアは今年1月から2月にかけて交尾し、3月になって卵を温めるような行動が確認されていました。

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上越市教育委員会では、観察のため市や市民が撮影した画像や映像をコウノトリの繁殖に取り組んでいる「兵庫県立コウノトリの郷公園」の専門家に送っていました。専門家は画像や映像を分析した結果、最初の産卵は2月28日で、本格的に卵を温める様子は3月2日から始めたと判断しました。

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この行動は去年より1か月早いということです。教育委員会では巣の近くに定点カメラを設置して観察を続け、コウノトリの郷公園にも画像を送ってアドバイスを受けることにしています。Still0311_00007

教育委員会は「自然界の事なので経過を静かに見守りたい」と話し、観察や撮影をするときは、影響を与えないよう巣から150m以上離れるなどして注意するよう呼びかけています。

 一方で、去年吉川区でふ化したコウノトリの脚部や足環が大潟区で発見されました。市によりますと、10日(月)に市民からの通報を受けて、農道でコウノトリと思われる脚1本を回収したということです。その後、同じ市民から通報を受けて、11日(火)に足環1個を回収。足環は去年吉川区でふ化した4羽のコウノトリのうちの1羽(メス)のものでした。羽毛も散乱していたということですが、胴体などの部位は確認できなかったということです。

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