2025年03月11日 11:09更新
スポーツの才能を見出し新たなジュニア選手を発掘しようと、小学生を対象にした運動能力の測定会が8日(土)に上越市で行われました。
測定会は、県内でスキーの競技人口が減るなか、子どもたちにスキーを含めたスポーツを始めるきっかけにしてもらおうと県が初めて開きました。県内ではスキー競技をする中高校生の数が年々減少していて、平成30年度は368人、昨年度は287人でした。減少率5年間で22パーセントと、部活動に登録されている競技の中で上位だということです。
測定会には上越地域を中心に県内の小学校に通う4年生から6年生76人が参加し、ジャンプ力や持久力など基礎能力を測る6種目が行われました。参加者はセンサーを足や腰などに取り付けます。
測定後は1人ひとりに結果が渡されます。参加者はスポーツ64種目の中から、自分の能力が何に合っているかアドバイスを受けました。
参加した小学生
「サッカーが向いていると言われた。新しくやってみたいことが増えた」
「今はダンスをしているが、向いている競技で別のものを言われてびっくり。球技もやってみたい」
県の観光文化スポーツ部スポーツ課では「スキーだけでなく、子どもたちが何かのスポーツを始めるきっかけになれば」と話しています。
県では来年度以降も測定会を続けることにしています。
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