2025年03月10日 10:55更新
9日(日)、直江津沖で操業していた漁船の船長が腹痛を訴え、上越海上保安署に救助を求める要請がありました。漁船は巡視艇伴走のもと自力で港に入港し、男性は糸魚川総合病院に搬送されました。命に別状はないということです。
上越海上保安署によりますと、5人が乗った漁船は9日午前0時ごろに糸魚川市能生漁港を出港し、直江津沖のおよそ32キロ付近の海域で操業していました。午後6時45分ごろ、船長の30代男性が腹痛などを訴え、乗組員が118番通報し「船長が午前6時45分頃からおう吐し腹痛を訴えている。そのほか足の痙攣もある。救助してほしい」と助けを求めました。
写真提供:上越海上保安署
救助の要請を受け、新潟航空基地所属のMH967 (ヘリ)と上越海上保安署の巡視艇たつぎりが出動。午前9時に船のもとに到着しましたが、病人の容体が安定していたことから、巡視艇が伴走しながら、漁船は午前10時20分に能生漁港に入港。待機していた救急隊員によって糸魚川総合病院に搬送されました。男性は2週間ほど入院が必要ということですが、命に別状はないということです。
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