2025年03月10日 09:46更新
上越地域で唯一のビジネス系専門学校「上越公務員・情報ビジネス専門学校」の卒業式が8日(土)に行われ、これまでで最も多い卒業生102人が社会に羽ばたきました。
卒業したのは、こども保育幼稚園科や医療秘書・事務科など9つの学科で学んだ102人です。学生は年々増え、37年目の今年は卒業生の数が初めて100人を超えました。
式では1人ずつ名前を呼ばれた後、各学科の代表が壇上で卒業証書を受け取りました。
木村栄一校長は「皆さんの地域活動への参加を大きく期待している。この地域や日本を発展させる一員となってください」とはなむけの言葉を贈りました。
続いて、卒業生を代表してこども保育幼稚園科の笹川奈津さんが、コロナ禍での入学や実習などを振り返り「離れていても、いつかここで共に過ごした友人たちとの思い出や経験が励みになり、役に立つ日がくる。新しい道に進みながらも時に学生生活を振り返り進んでいきたい」と、旅立ちの言葉を述べました。
卒業生
「公務員科で勉強中心の生活だったが、学科のみんなと楽しく過ごせた」
「専門学校には資格をとるために来たが、専門的な知識を学ぶことはとても面白く、学校に入ってからより保育に興味がわいた」
卒業生の就職先はおよそ8割が市内で、事務職や保育士、ブライダルプランナーなど様々な業界で働くことになっています。
卒業生
「春から上越消防士で働く。ここで生まれ育ったので、地元に恩返しをしていきたい」
「早期研修ですでに薬局で働いている。受付で患者に寄り添える事務になりたい」
「公立保育園に就職する。こどもたち1人ひとりのいいところを見つけて伸ばしたい。成長を支えて思い出に残る先生になりたい」
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