2025年02月21日 11:00更新
上越教育大学の芸術系コースで学んできた大学院生の作品展が、19日から上越市のミュゼ雪小町で開かれています。
作品展は芸術系コースで学んできた大学院生が3月に修了するのを前に毎年、開かれています。今回は大学院生5人の彫刻作品や絵画など、合わせて80点が展示されています。
これは、柏崎市出身の小学校教諭、阿部郁美さんの陶芸「天雫」です。赤土で作った箱です。大地にしずくが落ちる「波紋」をイメージしました。
スポイトを使って土の粒を箱の表面に円状に置きました。制作期間は2年間で、去年、長岡市展で奨励賞を受賞した力作です。
上越教育大学大学院2年生 阿部郁美さん
「天から雨が落ちてきて雫が大地で波紋が広がるようなイメージを作った。下の本体とふたを同じスピードで乾燥させ誤差がでたら削り、いかにきれいに揃えて作るかが大変だった」
上越教育大学芸術系コース「美術」の卒業・修了研究展は、来週25日まで上越市本町5丁目、あすとぴあ5階のミュゼ雪小町で開かれています。入場は無料です。
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