2025年02月12日 17:00更新
11日(火・祝)から12日(水)にかけ、上越市三和区で3人がイノシシに襲われ、けがをしました。このうちの1人は首や手足などをかまれ入院しました。
イノシシは捕まっていないため、猟友会などが行方を追っています。
上越市三和区総合事務所によりますと、11日午前10時20分ごろ三和区岡田の上杉郵便局近くの路上で、散歩をしていた女性が体長1メートルのイノシシに襲われ、首や手足などを噛まれました。女性は病院に運ばれ、そのまま入院しました。
このおよそ10分後、南西に2.1キロほど離れた三和区大東の住吉神社付近で、男性が体長1メートルのイノシシに襲われて転び、頭を打ちました。男性は検査のため入院しました。
そして12日(水)午前11時30分ごろ住吉神社付近から南西に1.2キロほど離れた水吉で男性が除雪を終えて自宅に入ろうとしたところ、体長1メートルほどのイノシシに突進され足にけがをし病院に運ばれました。
イノシシが同じ個体かは、分からないということですが、三和区内では10日からイノシシの目撃情報が3件寄せられていて、総合事務所では住民に外出を控えるよう注意を呼びかけていました。
事故を受け、現場近くの上杉小学校と里公小学校では登下校を保護者が見守ったり送迎をしたりしたほか、職員が引率するなどの対応に追われました。
三和区では猟友会などがイノシシの行方を追っていますが、12日(水)午後5時の時点でまだ捕獲されていません。
事故を受けて新潟県では「イノシシ対策として遭遇した場合は、大声を出したり物を投げたりして刺激せず、物陰に隠れる、高いところへ登るなどしてやり過ごす。また、日ごろからエサとなるものを放置しない」など注意を呼びかけています。
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