2025年01月20日 10:21更新

日本海の幸などを味わう「寒ブリまつり」が、19日（日）直江津港佐渡汽船ターミナルで開かれ、寒ブリの刺身300食分がわずか15分ほどで完売しました。

「寒ブリまつり」は、金山が世界文化遺産に登録された佐渡島への玄関口である直江津港に足を運んでもらおうと、直江津港周辺の住民でつくる協議会が毎年、開いています。これまでの開催は12月でしたが、年末にかけて寒ブリの価格が値上がりしたことなどから、今回は価格が安定する1月に初めてしました。

「解体ショー」では日本海で水揚げされたおよそ11キロのブリを、地元の鮮魚店が三枚おろしにしました。勝島鮮魚店　勝島勝美さん
「解体ショーで日本地図を使ってブリの説明をした。魚のことを知ってたくさん食べてもらえたら」

この日はブリの刺身が300食限定で販売され、わずか15分ほどで完売しました。

 訪れた人
「目当ては寒ブリ。9時くらいから並んだ。立派な寒ブリで夜食べるのが楽しみ」

このほか、会場には地元直江津の飲食店による食のブースが並び、多くの家族連れなどでにぎわいました。直江津港周辺活性化協議会　星野一会長
「12月中、今年はやらないのかと問合せが多かった。寒ブリまつりはみんなに認識してもらっている。また来年の冬に開催したい」