2025年01月16日 16:00更新
上越市の高志こども園で16日(木)、寒ブリの解体が行われ、園児が命の大切さを学びました。
ブリの解体を見学したのは高志こども園の2歳児から年長園児の119人です。はじめに園児は、ブリは成長すると名前が変わる出世魚だということを学びました。
用意された寒ブリは京都の海で獲れた天然もので、あるるんの海が提供しました。大きさはおよそ1メートル30センチ、重さは10キロほど。
あるるんの海の瀬谷貴彦さんが内臓を取り出し、頭や身を切り落として三枚おろしにしました。
解体が終わると園児は瀬谷さんに気になったことを質問しました。
園児が「ブリは何歳で大人になりますか」と質問すると、瀬谷さんは「ブリになるのは5・6年」と答えました。
園児
「(ブリ)大きかった」
「すごかった。さばくところ」
「水族館で見たことがある。切るのがかわいそうだった」
瀬谷貴彦さん
「さばくところを見てもらい、命のありがたさを伝えたい。魚を食べて健康になってもらいたい」
坪井秀和園長
「大きな魚を見る機会はそんなに多くない。いい経験になったと思う。きょうの学びを生かして、これからいろいろ体験してほしい」
寒ブリはこのあと塩焼きにして給食で食べたということです。
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