2024年12月17日 16:50更新
妙高市志の木造建築工事業者「株式会社 Reve Bois Michel(レーヴ・ボワ・ミシェル)」が、今月10日に新潟地裁高田支部から破産手続きの開始決定を受けたことがわかりました。負債はおよそ1億9600万円と見込まれています。
帝国データバンクによりますと、レーヴ・ボワ・ミシェルは2013年、平成25年9月に創業し、2022年11月に法人改組した建築工事業者です。インテリア雑貨の販売やエダマメの生産販売、不動産販売のほか、「CLOUDNINE」の名称でファストフード販売やイベントの企画、運営なども手掛けていました。
代表の設計事務所での斯業経験を生かした経営で、デザイン性の面で顧客のニーズに応じた自由度の高い注文住宅を提供し、2022年5月期には年売上高およそ3億7300万円を計上していました。しかし、資材価格高騰による影響から採算は取れておらず、代表に対する未収入金、関連会社への立替金など本業以外への資金流出が多く、資金管理面で課題がありました。以前から取引先に対する支払いの遅れも聞かれ、厳しい資金繰りとなっていました。
2024年5月期は減収となり、大幅な欠損となったことから、先行きの見通しが立たず、今回の措置になったということです。
負債は2023年5月末時点でおよそ1億9600万円で、今後変動する可能性があるということです。
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