2024年08月27日 12:00更新
地上から発見が難しい林の中や崖下などに捨てられたごみ、不法投棄を発見をするため、ヘリコプターを使ったパトロールが26日(月)に上越市の上空などで行われました。
不法投棄の監視スカイパトロールは新潟県と第九管区海上保安本部や新潟県警察本部が連携して、平成18年度から年に2回のペースで毎年実施しています。
ゴミは林の中や崖下など地上から把握が困難な場所に捨てられることがあるため、ヘリコプターを使って上空から目視で探したりします。今回は佐渡のほか柏崎から富山県の県境までの上越沿岸の山沿いを1時間30分かけてパトロールしましたが、不法投棄は発見されませんでした。
新潟県によりますと県内で見つかった家電製品やタイヤなど一般廃棄物の不法投棄は平成22年度がピークで2432件、900トンでした。令和5年度は1160件で103トンとパトロールの強化もあり年々減少しています。
県では「不法投棄を見逃すことで環境に悪影響を与え、処理には人手やお金もかかるため、早期発見していくことが大切。そのためにも地域との連携が必要なので不法投棄の早期発見にご協力をお願いしたい」と呼びかけています。
不法投棄を見つけた場合は、新潟県環境局資源循環推進課 不法投棄ホットライン0120-381-790まで連絡してください。
Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.