2024年07月25日 21:16更新
みなさん「フィジーク」という競技を知っていますか? バランスのとれた筋肉の美しさを競うもので、コンセプトは「ビーチが似合う体」です。県内や富山県の大会で優勝するなど活躍している上越市出身の山田健太郎さんを取材しました。
引き締まった腹筋に盛り上がった胸の筋肉……。上越市出身の山田健太郎さん40歳です。
上越市のフィットネスジム「Every上越藤野新田店」で店長を務めています。アピールポイントはお腹の脇の筋肉です。
山田健太郎さん
「シックスパックの横の筋肉。周りのライバルにもよく言われるアピールポイント」
「フィジーク」はどれだけ筋肉をつけられるかを競う「ボディビル」とは違い、バランスの取れた筋肉の美しさを競います。
山田さんは7月7日、富山県で開かれた大会に出場しました。大会は身長や年齢別で行われます。進行役の指示に従い、決められたポーズをして全身の筋肉を審査員にアピールします。衣装はコンセプトの「ビーチが似合う」に合わせサーフパンツです。
176センチ以下の級には山田さんを含む12人が出場しました。山田さんは予選を勝ち抜き、決勝では審査員7人のうち4人から最も高い評価を受け優勝しました。また40歳以上の級でも優勝しました。
「(過去の大会)自分よりも筋肉や絞りがすごい人がたくさんいた。その人たちに追いつくために考えて取り組んだ。(富山大会では)館員が大会に応援に来て、おめでとうと声をかけられありがたい」
山田さんは漫画「ドラゴンボール」の主人公、孫悟空に憧れて体を鍛えるようになりました。フィジークを始めたきっかけは4年前、当時の店長が選手だったことから、興味を持ちました。
80キロのバーベルを上げたり、マシンを使ったりして上半身を中心にトレーニングをしています。その結果、2年前新潟県の大会で初めて優勝しました。
同じ大会が今年も8月4日に新潟市で開かれ、優勝を狙います。そしてその先にあるこれまでで最も大きい舞台に挑みたいと意気込んでいます。
山田健太郎さん
「今年11月に開かれるマッスルゲート静岡大会で優勝すること。静岡大会の優勝がジャパンカップへの出場条件。(優勝するために)フィジークで評価される体を作って絞り込んでいきたい」
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