2024年06月27日 15:18更新
県と上越地域の3市が出資する第3セクター「えちごトキめき鉄道」の新社長に、国土交通省の官僚だった平井隆志さんが就任しました。26日(水)の記者会見で平井社長は「地域に愛される鉄道を実現させる」と決意を述べました。
えちごトキめき鉄道 平井 隆志 代表取締役社長
「今まで鳥塚前社長が築き上げてきた地域との連携を礎に、地域の皆さまに愛される鉄道を実現できるよう精いっぱい頑張る」
平井隆志社長は東京都出身、昭和42年生まれの57才です。平成2年に当時の運輸省に入省し、国交省自動車局の安全政策課長などを経て、令和3年から2年間、北陸信越運輸局長を務めました。今年1月からは佐渡市の観光交通政策アドバイザーを務めています。
えちごトキめき鉄道 平井 隆志 代表取締役社長
「筆頭株主の新潟県から『手伝ってほしい』と要請があった。(国からの支援について)税金を投入してもらっているので、いかに減らしていくか努力する。まだできることがあると思う。例えば他社との乗り換えの利便性の向上。新たな客の誘客促進策として地元以外からの収益をまず上げる」
これまで社長を務めていた鳥塚亮さんは、取締役を退任して相談役に就き、静岡県の大井川鐵道の社長に就任する予定です。
Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.