2024年06月13日 16:38更新
上越市頸城区の農園でブロッコリーの収獲が最盛期を迎えています。
上越市頸城区下米岡にある頚北農園です。コメを中心にブロッコリーやエダマメ、キャベツなどの野菜を生産販売しています。
ブロッコリーは春から初夏、秋から冬1年に2度収穫時期を迎えます。この時期はコメの栽培と重なるため、市内でブロッコリーを育てている農家は少ないということですが、消費量が年々増えていることから頚北農園では栽培に力をいれています。
今年は20アールの畑に4月に種をまき、5月28日から収獲が始まりました。今朝は5時からスタッフ1人が一つひとつ丁寧に刈り取り2時間かけて500株を収穫しました。農園では6月下旬にかけて1万株ほどの収穫を見込んでいます。
頚北農園 上野千一さん
「例年通りの品質を確保できた。春に取れるブロッコリーは秋のブロッコリーよりも成長速度が速い。水分を多く含むため食感が楽しめる」
ブロッコリーは消費量が伸びていることからだいこんやトマトなど国民生活にとって重要な「指定野菜」のひとつに2026年に登録されることになっています。JAえちご上越では農業法人や担い手を中心にブロッコリーの生産拡大を進め、今年度の作付面積は昨年度より71アール多い1000アールを目指しています。
頚北農園 上野千一さん
「ブロッコリーを直売所などで興味を持って手に取る人が増えた印象。上越市内の生産者が少ない。市内の生産者で県内外に届けられたら」
頚北農園のブロッコリーの収穫は今月下旬まで続きます。頚北農園のブロッコリーはあるるん畑やスーパーの直売コーナーなどで販売されます。
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