2024年06月09日 11:00更新
上越市立三和中学校の3年生が地元の喫茶店「喫茶去」とスイーツの開発に取り組み、三和らしさを全面に出したパフェを完成させました。
完成した「三和もりもりパフェ」です。使用する食材や盛り付け方などは三和中学校の3年生4人が考え、三和区の喫茶店「喫茶去」の店主、小林律さんが生徒のアイデアを形にしました。
抹茶のアイスクリームで三和らしい自然の緑を、キャラメルプリンで特産品のクリや味噌を表現しました。
また、パフェには、学校と地域が一緒に復活に向けて取り組んでいる植物「オニバス」の花の形をした紫イモがのっています。
三和中学校の3年生42人は、3人から5人のグループに分かれ、去年9月から地域を盛り上げようと地元の飲食店などから話を聞いて特産品づくりに取り組んできました。
パフェづくりはこのうちのひとつで、生徒はこの活動を通じて、地元にはブドウやクリ、味噌や日本酒といった特産品をはじめ、名所や名店など、良いところがたくさんあることに気づいたということです。
3年生
「とてもおいしかった。自分達の考えも反映されて良かった。パフェを作る中で三和のものを知ることができた。いろいろな人に三和のことを知ってもらい、いいところだと思ってほしい」
喫茶去 小林律 マスター
「『こんなパフェを作りたい』とたくさんの意見をもらった。結果的にいいものができたと思う。このプロジェクトでいろいろなことを学びとり、三和の魅力を再認識したようで良かった」
完成したパフェは、7月27日に行われる「さんわ祭り」の、くじ引きの賞品になるということです。また、7月27日以降、「喫茶去」の通常メニューとして販売される予定です。
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