2024年06月06日 11:55更新

上越地域唯一のチーム「M･J SPORT」が5月に初めて大会で優勝しました。いったい、どんな練習をしているのか取材しました。

「ＭM･J SPORT」は上越市でスポーツの指導をしている宮内敦史さんが2年前立ち上げました。チームが新しくできるのは県内では10年ぶり。上越地域では唯一で上越市と妙高市の小学生の男女合わせて40人ほどが活動しています。

チームメンバー
「キャッチ、アタックするときが楽しい。ドッジボールは怖いが、キャッチできたらうれしい。もう1回ボールが来たらキャッチできる自信がつく」

競技ドッジボールの試合は1チーム12人で戦います。内野でボールを捕れなかったり当たったりしたらアウトになり、外野に移ります。試合時間は5分で内野の人数が多いと勝ちになります。

「M･J SPORT」は5月、福島県会津若松市で開かれた大会の4年生以下のクラスに出場しました。10チームがリーグ戦とトーナメント戦で競い「M･J SPORT」はみごと優勝。大会での優勝は初めてです。

M･J SPORT　吉田日々人 主将
「『次のアタックはもう少し下を狙おう』と、アタッカー同士で話し合ったり、ディフェンスは『もう少し丸くなろう』と言っている」

内野は基本的に横一列に並びます。守備が重なってボールが見えなくなるのを避けるほか、仲間が取り損ねたボールをキャッチするためです。練習では横一列になって移動する動きなど、何度も繰り返し確認しています。この日の練習は直前の大会に向けて試合形式で行なわれました。

チームは全国大会を目指し、7月15日（月）の県大会に向けて練習に励んでいます。

M･J SPORT　吉田日々人 主将
「（目標）県大会で優勝。全国大会に行く。ディフェンス（横一列）がまだそろっていない。1日1日の練習を大切にしていきたい」

「M･J SPORT」は毎週水曜日と金曜日に上越市内で練習をしています。詳しくはチームのホームページか公式インスタグラムをご覧ください。