2024年03月29日 16:10更新
「ATMで還付金の手続きができる」などとうその電話を受け、上越市に住む60代の女性が現金およそ99万円をだまし取られ、29日(金)に上越警察署に被害届を出しました。
警察によりますと、3月28日(木)午後2時40分ごろ、上越市に住む40代の女性の自宅固定電話に、国民年金の職員を名乗る男から電話がありました。
女性は男から電話で「あなたは令和2年からの払い込みが多すぎて、2万円くらいの還付金があります。銀行に予約を入れておきますので、ATMに行って手続きをしてください」などと言われました。
その後、同日午後3時30分ごろ、女性は上越市内にある金融機関に行きました。そこで銀行の職員を名乗る男から携帯電話で指示を受けながらATMを操作して、現金およそ99万円を他人名義の口座に振り込みました。女性は還付金が戻ってくるはずなのに、操作の最後に振り込みボタンを押したことを不審に思い、詐欺被害だと気付いたということです。
警察では録音機能などがある防犯機能付き電話の活用をすすめるとともに、ATMの操作でお金が戻ることはないとして、電話でお金の話が出たら詐欺を疑い家族や警察に相談するよう呼びかけています。
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