2024年03月26日 16:32更新
体操発祥の地、ドイツに派遣された上越市の体操ジュニア選手が25日(月)上越市役所を訪れ、中川市長に活動を通して学んだことなどを報告しました。
ドイツに派遣されたのは市内の体操クラブ「レインボージムナスティックス大潟」に通う関根学園高校2年生の髙橋音羽さんと秋山結月さんです。大潟町中学校の3年生、植木咲陽さんと2年の生栗林圭太郎さん4人です。
4人は今月1日(金)から11日(月)まで、コーチとともにドイツのハレ市を訪れました。現地では東京オリンピック平行棒の銀メダリスト、ルーカス・ダウザー選手の練習を見たあと、現地の選手と一緒に練習をしました。
また近代体操の父と言われるヤーンの博物館を見学するなど、体操がドイツから世界に広がった歴史などを学びました。
25日(月)は上越市役所を訪れ、中川市長に日本とは違う器具で練習をし自分の体に合わせるのが大変だったことなどを報告しました。
秋山さん
「平均台が日本と違って堅い。着地したときに痛い。平行棒も日本とは異なりしなりがない。自分の力で大車輪を回らなければならないので合わせるのが大変だった。実際にオリンピックでメダルを取っている選手と練習できたのが光栄」
髙橋さん
「オリンピック選手を見て体勢の美しさは勉強になった」
植木さん
「ドイツの選手は1種目の練習時間が短いのですべての種目を1日で練習できる。1種目のペースを上げて練習していきたい」
報告後は、現地の選手からプレゼントされたTシャツやタオルなどを中川市長に手渡しました。上越市は東京オリンピックでドイツのホストタウンになったことをきっかけに、ドイツと交流を続けています。来年度はドイツの柔道と体操のジュニア選手が上越市に派遣される予定です。
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