2024年03月25日 18:05更新
能登半島地震の津波で漁に使う網が流されるなど被害を受けた大潟漁港で24日(日)から漁が再開しました。
大潟漁港では24日、震災後はじめて船一隻が出て漁が再開しました。船は4キロほど離れた上越沖に刺し網をしかけ、25日(月)午前5時過ぎに水揚げされました。獲れたのはソイやホウボウ、アサバガレイなどおよそ10キロほどです。
上越市漁業協同組合 平原信行 理事
「前年と変わらなく安心した。これでやっといつも通り漁が出来る」
大潟漁港では、能登半島地震による津波の被害にあい、漁で使う網が流されたり絡まったりしたほか、船を引きあげるモーターが壊れ1月から漁に出ることが出来ませんでした。その後、一部の網を新調したほか、からまった網をほどいて破れた箇所を修復しました。また、上越市漁業協同組合が船を海から引き揚げるモーター4台全てを買い替えました。
上越市漁業協同組合 平原信行 理事
「漁具の補修は全て終わった。あとは建屋の修繕が今月で完了予定。それが終われば全て完了。たくさん魚がかかるといい。たくさん取れるよう願っている」
大潟漁港には11台の漁船があり、1年を通して刺し網漁、釣り漁を中心に行っています。これからは6月にかけてシーズンを迎えるヒラメやタイの水揚げが期待されています。
水揚げされた魚は、長野県内のスーパーなどで販売されるということです。
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