2024年03月20日 18:37更新
対戦型のゲームで勝敗を競うeスポーツの大会が、上越妙高駅西口の「JM-DAWN」で20日(水・祝)開かれ、参加者が人気の格闘ゲームで腕前を競いました。
大会はITの利活用に取り組んでいる「上越5e協議会」が、eスポーツで地域を盛り上げようと初めて開きました。
参加したのは、上越市と妙高市を中心に、10代から40代の21人です。
競技の種目は人気格闘ゲーム「ストリートファイター6」です。試合はトーナメント形式で、参加者はコントローラーで得意なキャラクターを操り、2セットを先に奪った方が勝ちです。
対戦の模様は、会場の大型スクリーンにも映し出され、参加者がコンボや技を決めると観客から歓声や拍手が起こるなど、大いに盛り上がっていました。
そのうち、見事決勝に進んだのは、新潟市の会社員、藤本達也さんと、上越市の会社員、田中直人さんです。藤本さんはストリートファイター歴10年、対する田中さんは歴16年です。
画面左のキャラクターが藤本さん 右が田中さん
試合は互いに譲らず1対1で最終セットまでもつれ込む展開となりましたが、最後に技を決めたの藤本さんでした。
結果、藤本達也さんが優勝、田中直人さんが準優勝でした。
優勝した藤本達也さん
「初めて大会に出たが、緊張で胃が痛かった。格上相手だったので、不安しかなかったが、細い糸を通すように勝ててよかった」
準優勝した田中直人さん
「楽しくできてよかった。対戦相手のキャラクターに対してうまく攻められないところがあったが、威力の高い技が出せてよかった。また機会があれば参加したい」
上越5e協議会 前川秀樹 幹事長
「想像以上に盛り上がった。こんなにうまい人もいるんだと感じた。eスポーツをする人が自宅だけでなく、公の場所にどんどん出てもらうことで、eスポーツがもっと盛り上がると思う。そういう機会を多くしていきたい」
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