2024年03月12日 11:32更新
リサイクル素材を使った製品づくりや、デジタル技術を活用した業務の効率化に優れた成果を挙げたとして、上越市大潟区のJマテ.カッパ―プロダクツが、「グッドカンパニー大賞 優良企業賞」を受賞しました。11日(月)に山本耕治社長が市役所を訪れ、中川市長に報告しました。
「グッドカンパニー大賞 優良企業賞」を受賞したのは、上越市大潟区のJマテ.カッパ―プロダクツです。この賞は公益財団法人中小企業研究センターが、経済的、社会的に優れた成果を挙げた中小企業に贈るものです。
今回、準グランプリにあたる「グッドカンパニー大賞 優良企業賞」に北陸・甲信越地区で唯一選ばれ、初受賞となりました。
Jマテ.カッパ―プロダクツは、銅のスクラップを原料に溶解、鋳造、加工までして製品化できる国内でも数少ない企業です。一方で会社では将来の生産人口の減少を見越して、デジタル技術を活用して、業務の効率化を図る「DX」を進めていました。
RPAと呼ばれるパソコンの事務業務を自動化するソフトウエアをいち早く導入し、業務時間の大幅な削減に成功したほか、AIで最適な受注量や生産量を予測し、在庫を減らして経営基盤の強化につなげました。
山本耕治社長
「DXを受け入れられない方もたくさんいたが、仕事が楽になるよう取り組みを進めることで、かなりの業務時間を削減することができた。県内外の企業向けにDX化のセミナーを開き、私たちの働き方を紹介したい」
報告を受けた中川市長は、人材不足をカバーするため市内でのDXの普及啓発に取り組んでほしいと要望していました。
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