2024年02月28日 10:53更新

上越市が公表した住民監査請求結果通知のなかで、添付資料の一部に個人の氏名や住所が記載されたままで、個人情報が漏えいしたことがわかりました。

市によりますと、去年12月26日に提出され、今月27日（火）に公表した住民監査請求の結果通知で、通知に添付した資料の一部に、請求人の氏名と住所が記載されたまま、告示及びホームページに公表していました。

その後、職員が個人情報が含まれていることに気づき、修正した後に再び公表されました。不特定多数の人が閲覧できる状態にあったのは、告示が5時間ほど、市のホームページが4時間ほどでした。

通常、住民監査請求の監査結果は、個人情報を伏せて掲載することになっていますが、添付資料の細部に至るまでの確認が漏れ、見逃したということです。

個人情報漏えいを受け、監査委員事務局長が27日に対象者の自宅に伺い、謝罪したということです。

市では再発防止策として、職員の個人情報保護やセキュリティ対策の手引きの内容を確認するとともに、チェックを徹底するとしています。