2023年12月31日 13:00更新
将来の女子サッカー日本代表選手を育成するキャンプに、上越市のサッカーチーム「くびき野FC」のゴールキーパーで、上越市立板倉中学校1年生の山本和奏さんが先月参加しました。山本さんはキャンプを通して自分の強みと弱みが確認できたとして、日本代表でアルビレックス新潟レディースの平尾知佳選手を目標に練習に汗を流しています。
山本和奏さんは上越市のサッカーチーム「くびき野FC」のゴールキーパーで、板倉中学校の1年生です。小学校3年生からサッカーを始めました。山本さんの強みは、ボールに素早く反応する「瞬発力」です。ボールは軌道を見たうえで、止めることができるといいます。
五十嵐 淳コーチ
「ふだん女子は男子の強いシュートを弱腰で止められないことも。山本選手は怖がらずにシュートを止められることが1番の強み」
山本和奏さん
「やり始めは足ではじいていた。今は手も使い瞬発力を生かすように」
今年、将来の女子サッカー日本代表選手を育成するための強化合宿が新潟県と北陸地方でそれぞれ行われ、山本さんは両方参加しました。山本さんはここでの活躍が認められ、全国の選抜キャンプにも先月参加しました。キャンプは日本サッカー協会が開催したもので、くびき野FCからの参加は初めてです。
山本和奏さん
「得意なこと、苦手なことがキャンプで分かった。苦手を少しでも減らせるようにしたい」
課題は蹴ったボールが遠くに飛ばないことです。これを克服するため、学校では陸上部に所属し走り込みや筋力トレーニングをしています。
またクラブでは、ボールの中心を蹴る練習を繰り返しています。
山本和奏さん
「アルビレックス新潟の平尾知佳選手のような、ハイボールが得意でいろいろできる人に憧れている。すべての人に明るく、笑顔で接してくれる選手を目指している」
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