2023年12月13日 18:17更新
スキー場のオープンを前に、ゴンドラに取り残された人を救助する訓練が12月13日(水)、妙高杉ノ原スキー場で行われました。
訓練はトラブルでゴンドラが動かなくなり、中にいる乗客が閉じ込められたことを想定したもので、スキー場のオープンを前に毎年行なわれています。13日は、頸南消防署の署員11人が、スキー場の職員とともに救出の手順を確認しました。
はじめにスキー場の職員がはしごでゴンドラの近くに移動して、ゴンドラからロープを垂らします。そのあと、地上にいる署員がロープをつたってゴンドラに上がります。
ゴンドラの高さは地上から約20メートル、乗客2人が閉じ込められています。署員から渡されたロープと体を固定する道具を、自ら身に着けて地上に降りました。
杉ノ原スキー場では、これまでゴンドラに乗客が取り残されるトラブルはなかったということです。ゴンドラはリフトに40台あり、いざトラブルが起きたら救出作業には手際のよさが求められます。
妙高杉ノ原スキー場 髙橋均支配人
「(非常時に)消防署員に来てもらうと時間短縮に。署員の姿を見ると乗客が安心する」
妙高杉ノ原スキー場のオープンは、今月12月23日(土)の予定です。
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