2023年12月04日 18:01更新
冬の風物詩、雁木町家のダイコン干しを上越市立大町小学校の6年生が4日(月)に体験しました。
ダイコン干しを体験したのは、高田地区の昔の暮らしや文化について学んでいる大町小学校6年生33人です。
ダイコン干しは、NPO法人「街なみFocus」が10年以上前から取組んでいます。児童は「街なみFocus」のメンバーに教えてもらいながら、ダイコン50本を長さ15センチ、厚さ3センチほどに切り、束にして麻縄で結びました。
このあと児童はダイコンを雁木20メートルにわたり干しました。ダイコンは冬の冷たい風にさらして乾燥させることで甘みが増し、食感も良くなるということです。
児童
「難しかったところは紐を交えるところ」
「自分たちでやったものが飾られていることがうれしいので縮んでいくのを見るのが楽しみ。観光客の方に縮んでいるのを見てもらうのも楽しみ」
「ダイコンの次にカキや他の物を干すところを手伝いたい」
街なみFocus 岸波敏夫理事長
「我々だけではなく次の世代に継承していくそれが我々の仕事。子どもたちにこれだけ興味を持ってもらえるのはありがたいことですし、誇りに思う。景観にマッチしているから始めたこと。子どもたちも景観や味にも興味を持つことを少しでもお手伝いできたら」
ダイコンは20日間ほど干したあと、児童にプレゼントされることになっています。
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