2023年10月21日 08:57更新
障がいがある人からアート作品を募集して展示する初めての企画展が、上越市本町3丁目の大島画廊で始まりました。
企画展は、障がいがある人のアート作品を日本酒のラベルとして活用するプロジェクト「ぼくらのShuShuShu」の活動の一環として、障がい者の芸術活動を応援している、上越市と妙高市の酒蔵でつくる県酒造組合 高田支部が開きました。
会場には、上越市と妙高市から公募で寄せられた3人の絵や写真4点が展示されています。作品を公募したのは今回が初めてです。狙いについて、企画展の実行委員会、髙橋京子さんは「障がいがある人の作品を知ってもらうきっかけを作り、酒蔵の関係者に見てもらうことで、作品とのコラボレーションを検討してほしい」と話しています。
会場には、公募作品といっしょに、障がい者のアーティスト集団、「ぼくらのアール・ブリュット」の作品も16点ほど、並んでいます。
大島画廊 大嶋 賢一社長
「配色として隣り合わせにしないような色味が大胆に使われている。非常に細かい地道な作業もこなし苦労を感じる作品も多々ある」
また、会場には実際にアート作品がラベルに活用された日本酒や農産物が展示されています。
訪れた人
「またこういうものもいい。変わった絵」
髙橋さんは「酒やコメ以外のパッケージともコラボしたい。理解者、サポーターを増やしていきたい」と話しています。公募展は、来週23日(月)まで大島画廊で開かれます。
アート作品が印刷されたコメが、21日(土)から高田本町商店街で始まる越後・謙信SAKEまつりで販売されます。コメは市内の8つの農家とコラボしたものです。また、来年2月、公募展で展示された作品の一部が日本酒のラベルになり県内で販売される予定です。
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