2023年10月19日 11:45更新
今年の夏の猛暑と渇水で、上越市板倉区の「ゑしんの里やすらぎ荘」ではシバザクラおよそ500株が枯れる被害が出ました。そのため地元板倉中学校の生徒が18日(水)、地域の人たちと一緒に花が枯れた場所に新しい苗を植えました。
今年5月
「ゑしんの里やすらぎ荘」の周りには、およそ2000平方メートルに渡り、1万2000株のシバザクラが植えられています。
この春も多くの市民が訪れて花を楽しみましたが、そのあと、7月下旬から1か月ほどまとまった雨が降らず、およそ500株が枯れてしまいました。
みどりやすらぎグループ 清水正 代表
「シバザクラはそれほど水は必要ないが、あまりの暑さで枯れてしまった。春はよかったが、その後の被害は大きい」
やすらぎ荘によりますと、渇水で花が枯れたのは今年が初めてということです。
これを受けて18日(水)、地元板倉中学校の3年生59人が、枯れた場所を中心に新しい苗を5品種500株ほどを植えました。
作業はシバザクラを管理する「みどりやすらぎグループ」のメンバーなどに教わりました。
板倉中学校では8年前から、毎年秋になると苗植えや草取りに取り組んでいます。
生徒
「先輩たちが植えた花は枯れてしまったが、自分たちが植え直せてよかった」
「ずっときれいに咲いてほしい。咲いたらみんなで見に来たい」
植えた苗は、来年4月下旬に咲く見込みです。
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