2023年10月07日 16:34更新
妙高戸隠連山国立公園内の火打山で5日(木)、けがをして下山できなくなった宮城県仙台市在住の60代男性が、きょう7日(土)に救助されました。男性は足をけがしていて、上越市内の病院へ搬送されました。
救助されたのは、宮城県仙台市在住の60代男性です。
警察によりますと、5日(木)午後1時ごろ、火打山の山道で男性が倒れているのを別の登山客が見つけ、黒沢池ヒュッテの従業員が妙高警察署に通報しました。その後、妙高山域遭難対策連絡会の会員などが男性を救助し、午後5時50分に高谷池ヒュッテに搬送しました。警察と消防による救助隊も入山して救助に向かいましたが、天候不良のため救助を断念して下山しました。
その翌日、6日(金)午前9時に警察と消防による救助隊が高谷池ヒュッテに到着しましたが、積雪が10センチほどで吹雪となり、この日も救助を断念。7日(土)の午後0時52分に県警ヘリコプターによって男性は救助されました。
警察では「登山をするときは、余裕のある計画をすること。そして実力に見合った山を選ぶこと。携帯電話など連絡手段を確保し、登山前に家族や知人に行先をしっかり伝えてほしい」と注意を呼びかけています。
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