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「いなば製麺」再オープン!上越の豚骨醤油にこだわりの自家製麺

2023年10月03日 15:05更新

上越市下荒浜のラーメン店「いばな製麺」がおよそ3年ぶりに復活し、9月13日に再オープンしました。

inaba外観

再オープンしたいなば製麺は、以前と同じ店舗で、国道8号沿いのデイリーヤマザキ上越下荒浜店の近くにあります。上越市吉川区の源建設が2015年にオープンさせたラーメン店で、超濃厚な牛骨ラーメンを看板メニューに営業していましたが、2020年頃に閉店。しばらく営業をしていませんでした。

inaba看板2

ゆくゆくは再オープンさせたいと考えていたところ、上越でラーメン店を開きたいと考えていた現在の店長 坪野内良智さんと知り合い、店名をそのままに再オープンすることになりました。

新生いなば製麺で提供するラーメンは、以前のメニューとは異なり、上越妙高地域に根付いた「豚骨醤油」を売りにしています。

店長 坪野内良智さん
「新潟5大ラーメンに上越らしいラーメンを加えて6大ラーメンにしたい。それを目指して、上越の皆さんが長く慣れ親しんだ豚骨醤油を看板メニューにしました」

inaba店内1

店内はカウンターが13席、テーブル席は4人掛けを4つ用意しています。

inaba店内2

カウンターの席間はゆったりとしていて、女性一人でも利用しやすくなっています。

inaba豚骨醤油

豚骨チャーシューメン 並1150円(税込)

看板メニューの「豚骨醤油ラーメン」(並850円)をベースに、チャーシューを加えた「豚骨チャーシューメン」です。スープのベースは豚骨と香味野菜を丸1日をかけてじっくりと煮込み、旨みを抽出。少しとろみのある口あたりで、素材の濃厚な味わいが楽しめます。チャーシューは豚バラを2時間以上じっくりと煮込んだもので、しっかりとした味わいと口の中に入れると溶けてしまうほどのやわらかさが特徴です。

豚骨醤油ラーメン、豚骨チャーシューメンのほかに、白髪ネギをたっぷりのせた「豚骨ねぎラーメン」(並1100円)もあります。

inaba中華そば

中華そば 並780円(税込)

そのほかに、鶏ガラやショウガを使った透き通ったスープが特徴の「中華そば」も提供しています。昔懐かしいあっさりとしたやさしい味わいで、年配の人にも好まれるように仕上げているということです。

inaba自家製麺

これらのスープに合わせるのは、国産小麦を使った強めのコシが特徴の自家製麺です。試行錯誤を繰り返して、現在は北海道産の2種類の小麦粉をブレンド。熟成させることで、しっかりとした小麦の香りと歯応えが楽しめます。麺は2種類あり、豚骨醤油には中太縮れ麺、中華そばには細縮れ麺を使用しています。

タレに使用している醤油は上越市東本町の「町田醤油味噌醸造場」、小ネギは頸城区の「ふぁーむ大地」、ご飯は吉川区産の米を使うなど、できるだけ地元産の食材にこだわっています。提供するメニューに使われているものは、そのほとんどが手づくりです。

inaba看板

店長で上越市出身の坪野内さんはラーメン店で働いていた経験もありますが、運送業の経験が長く、ラーメン好きが高じて全国のさまざまなラーメン店を食べ歩いてきました。ゆくゆくは地元でラーメン店を開きたいと思っていたところ、縁があっていなば製麺を受け継ぐことになりました。

スープはもちろんですが、自家製麺はかなり苦労して完成させたもので、その味には自信があると話しています。今後はメニューも増やしていきたいと考えているそうです。現在、スタッフ募集中で、人手が増えれば夜間の営業も検討しているということです。

inaba外観引き

店長 坪野内良智さん
「手間ひまを惜しまず、素材にもこだわって、ラーメンを一生懸命作っております。麺もかえしもすべて手作りです。ぜひご賞味ください」

店舗情報


いなば製麺
■住所:上越市下荒浜423-1
■電話:TEL025-530-7590
■営業:10:30~14:00
■定休:日曜、祝日
■駐車場:13台
■インスタグラム:@inaba_seimen
■X(旧ツイッター):@INABAseimen

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