2023年09月14日 04:00更新
上越市立八千浦小学校の児童が13日(水)直江津沖でヒラメの稚魚6000匹を放流しました。
上越市漁業協同組合では、地元を代表する魚ヒラメについて知ってもらおうと、毎年この時期に児童と一緒に放流しています。13日は地域の産業や海の環境について学んでいる八千浦小学校の4年生28人が参加しました。
児童は、ヒラメの特徴やヒラメ漁について説明を受けたあと、稚魚をバケツリレーで漁船に運び、1キロほど離れた沖合で6000匹を放流しました。
稚魚の体長は15センチほどです。小さすぎると、うまく海底に潜ることができず、アジやサバ海鳥などに食べられてしまうため、自力で潜れる大きさになるまで漁港のいけすで2か月間育てられてきました。
児童
「かわいくて ぷにぷにしていた。元気に育つんだぞと(伝えた)大きくなってほしい」
「魚の量を増やすために大切な行事だと思った」
漁協によりますと、放流したヒラメは3年から5年ほどで体長が50センチに成長するということです。生き残ってこのサイズに成長するのは全体の2割ほどだということです。
上越市漁業協同組合 仲田紀夫 組合長
「海に親しんでもらい、食卓に上がる魚は地物を食べてほしい。特にヒラメはこの辺では1番のブランド。猛暑の中でも育ってくれた。帰ってきてくれることを期待したい」
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