2023年08月30日 17:11更新
社会福祉施設などで高齢者の具合が悪くなった時、119番通報でどのように状況を伝えたらよいか? 施設の職員を対象にした講習会が30日(火)に上越地域消防局で行われました。
講習会には、上越消防署管内にあるグループホームや特別養護老人ホームなど、22の施設から24人が参加しました。
参加者は施設の入所者が急病などで具合が悪くなったとき、119番通報でどのように状況を伝えたらよいかを教わりました。
参加者
「普段やったことのない、人を抱える方法を学べて良かった」
「施設から出ることがないので、ほかの施設の意見や状況を聞けて勉強になった」
上越消防署によりますと、今年管内の福祉施設に救急車が出動したのは287件でした。 消防署では救急車が着いたら、患者の普段の様子に詳しい職員が同乗してもらえるとありがたいと話していました。
上越消防署 山田智広係長
「施設の中で実際起きたときにどうしたら良いのか、職員のなかで情報交換や打合せをして、実際に合う形でやってもらいたい」
なお、この講習会は9月9日の「救急の日」にあわせて行われました。
Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.