2017年10月01日 16:01更新
建物の老朽化などにより建設が進められてきた上越市東中島の新しいクリーンセンター。1日から本格的な稼動が始まった。
新しいクリーンセンターは旧第2クリーンセンターの西隣に建てられた。建物は6階建てで、延べ床面積は1万167㎡。2つの焼却炉で1日170トンのごみを処理することができる。
また、プラスチックなどこれまで“燃えない”ごみとして扱っていたものも処分できるようになり、市では来年4月に分別方法の一部を変更することを予定している。このほか、ごみを燃やす熱を利用して発電することができ、発電した電気は電力会社に売ることで年間2億円の収入を見込んでいる。
施設はことし6月から試運転が行われていたが、1日から本格的な稼動が始まった。施設の運営は民間の上越環境テクノロジーが市から業務委託を受けて行う。
上越市生活環境課の山田敏寛課長は「長期間に渡って、上越テクノロジーには安全に運転してもらいながら、市では点検しながらやっていきたい。市民にはごみの分別に協力してほしい」と話している。
新しいクリーンセンターではゴミが運び込まれてから処理されるまでの経過が見学できる。上越市生活環境課によると、施設見学の申し込みはすでに小学校や町内会から多数寄せられているということ。見学希望の方は上越市生活環境課まで。
なお、これまで木田庁舎にあった生活環境課は先月19日に新クリーンセンター内へ移動した。
上越市 自治・市民環境部 生活環境課
■住所 〒942-0036 上越市大字東中島2963(上越市クリーンセンター2階に事務所を移転)
■TEL 025-526-5111(市役所代表番号)・025-543-5406(生活環境課直通)
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