2023年08月05日 10:19更新
経済成長がすすむベトナムについて、日本からのビジネスの可能性などを紹介するビジネスセミナーが2日(水)にJCVで開かれました。
セミナーの講師を務めたのは仙台市で不動産業を営む斉藤一則さんです。斉藤さんの会社は12年前に、一般社団法人ベトナム住宅研究会を設立し、定期的にベトナムを視察してきました。
この日はベトナムでの新規事業の可能性をテーマに、現地の経済状況などを紹介しました。ベトナムは人口が1億400万人、国土面積は日本より一回り小さい社会主義共和国です。
マイザ 斉藤一則 専務取締役
「(ベトナム)人が増えている。一方、日本は人口が減っている。近いうちに(人口が)逆転するのは間違いないと思う。ベトナムの平均月収は3万~3万6000円。都市部で20万~30万。貧富の差がある」
斉藤さんは、現在のベトナムが1960年代後半の日本に例えられるとして、インフラの整備が社会の成長スピードに追いついていないと話しました。そのうえで、ベトナムは親日国でバイクを「ホンダ」と呼ぶなど、日本の製品を受け入れやすい環境があるとして、投資先として今後の成長が期待できると話しました。
このセミナーは、東経連ビジネスセンターの協力で開かれました。このセミナーの模様は、後日JCVスペシャルで放送する予定です。
Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.