2023年07月27日 16:08更新
上越市在住の60代男性が特殊詐欺被害にあい、今月20日までに現金160万円をだまし取られました。警察は特殊詐欺事件として捜査を進めています。
妙高警察署によりますと、7月15日から7月20日までの間、60代男性の携帯電話に金融会社や内閣サイバーセキュリティセンターを名乗る男から「あなたの携帯電話がハッキングされた。他人に迷惑がかかっているので補償金を払ってください」「ハッキングで損害を受けた人がいるが、弁護士が仲介に入ったので保険料名目で50万円、また弁護士費用としてさらに50万円を払ってもらいたい」といった内容の電話がありました。これを信用した男性は、電話の男に指示された通り、7月17日から20日までの間に4回にわたって合計160万円を振り込み、だまし取られたということです。
さらにその後、7月25日に不足分の保険料があると言われ、更に230万円を送金するように指示され、男性は翌日に宅配便で送金しました。不審におもった男性は妙高署に相談し、詐欺だと判明しました。送金した230万円は配達前で未遂に終わったということです。
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