2023年06月13日 15:53更新
妙高市の公営住宅で畳の老朽化が進んでいることから、市内の業者2人が畳の入れ替えを進めるよう12日(月)に城戸市長に要望しました。
市長に要望したのは、妙高市にある永高畳店と寺島畳店です。市によりますと市内の公営住宅は6か所あり、もっとも古い所は築48年です。永高畳店の永高祐司さんは、城戸市長に対し畳の寿命は50年ほどで、公営住宅の畳は入替えの時期に来ていると話しました。
永高畳店 永高祐司さん
「畳が腐っていて立てると汁がたれてくるところも」
公営住宅の畳の9割は、昔ながらのワラを使ったものです。12日(月)は重くて値の張るワラではなく、コストのかからない「スタイロ畳」による入れ替えを要望しました。「スタイロ畳」は発泡スチロールのクッション材を使ったもので、軽いうえにコスト面で優れています。
城戸市長
「公営住宅だから料金の安価もあるが、環境にやさしいとかSDGs的な視点も考えないといけない。(スタイロ畳を)最後に処分する時にも環境に優しいと示してもらえると行政としては導入しやすい」
永高畳店 永高祐司さん
「退去する時に表替えをするが、腐っていて表替えができないとか、肥やしのような臭いがするという畳がすごく多い。一般的には50年は入れ替えの時期。そろそろ入れ替えてもらえたらと要望を出した」
市長は要望を検討すると答えていました。
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