2024年09月19日 18:32更新
19日(木)朝は前線に向かって流れ込む暖かく湿った空気の影響で、上越市大潟では観測史上最大となる1時間50ミリを超える非常に激しい雨が降りました。大雨警報は19日夜遅くまで続く見込みです。また県内は22日(日)ごろにかけて断続的に雨が降り、警報級の大雨になる可能性があるとして土砂災害などに警戒するよう呼びかけています。
19日(木)午前10時ごろ 北陸道 大潟PA
新潟地方気象台によりますと、前線に向かって流れ込む暖かく湿った空気の影響で、上越地方はけさ激しい雨が降りました。正午までの12時間に降った雨の量は、大潟が97ミリ、高田が46ミリ、安塚が43.5ミリでした。
このうち大潟では午前5時20分ごろまでの1時間で観測史上最大となる54.5ミリの非常に激しい雨が降りました。大潟区の住民によりますと道路の側溝から水があふれていたということです。
新潟地方気象台によりますと、大雨警報は今夜午前0時まで続く見込みです。また前線の影響で22日(日)ごろにかけて断続的に雨が降り、警報級の大雨になる可能性があります。
上越地方で予想される24時間降水量は多いところで、20日(金)午後6時までに80ミリ。その後さらに、雨が強まる見込みで21日(土)午後6時までに100ミリとなっています。
気象台では、能登半島地震の影響で地盤の緩んでいるところあるため、少ない雨でも土砂災害の危険が高まるとして注意を呼びかけています。
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