2023年06月03日 18:13更新
矢代産のコシヒカリを外国人などに広く知ってもらおうと、「ロッテアライリゾート」のスタッフと地元住民が、休耕田を活用してコメ作りを始めました。収穫したコメは、ロッテのレストランで提供されるほか、海外にも送られる予定です。
この取り組みは、妙高市両善寺の住民が、ロッテアライリゾートと連携してまちづくりを進めようと、会社に呼びかけて始めました。
3日(土)は、施設のスタッフと地元住民などおよそ20人が参加して、11アールの田んぼにコシヒカリの苗を植えました。
ここは、10年以上使われていなかった休耕田です。 両善寺地内には現在、休耕田がおよそ1ヘクタールあるということで、地域ではその活用方法を探ってきました。
地域とロッテ連携推進室 丸山君男 室長
「うれしい取り組みが始まった。休耕田が少しでも生きていけばうれしい」
コメは9月末頃に収穫され、ロッテアライリゾートのレストランで提供されるほか、ロッテの本社がある韓国にも送られる予定です。
韓国人スタッフは「田植えは生まれて初めて、珍しい経験。外国のお客さんが、この地域のすごくおいしいコメを食べる日を、楽しみに待っている」と話していました。
田んぼは地域住民が管理して、ロッテのスタッフは収穫作業を行う予定です。ロッテでは、今後は宿泊者にも体験を案内し、地域の魅力に触れてもらう機会を増やしたいと考えています。
ロッテアライリゾート 中谷高士 代表取締役
「矢代地区の魅力を地元の人に教えてもらいながら、お客様に伝えていくプロジェクトをしていきたい。今回はその第一歩に。都会ではできないことをしに来て、ここの楽しさを分かってもらいたい」
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