2023年06月01日 15:19更新
妙高市の笹ヶ峰牧場で、牛の放牧がはじまりました。映像は JAえちご上越の撮影です。
笹ヶ峰での放牧は先月26日にはじまりました。今シーズンは上越市、妙高市をはじめ、五泉市や魚沼市などから、和牛36頭、乳牛48頭の合わせて84頭が7月までに順次放牧される予定です。
昨シーズンより24頭少なくなりました。理由は世界的な情勢をうけて、飼料価格が高騰したためで放牧する農家は19戸と7戸減りました。
一方、放牧することで大幅に経費を節約できます。普段の飼料代は1頭あたり1か月6万円かかりますが、放牧した牛は飼料でなく、牧草を食べるため、牧場に預ける費用1万5000円ほどで済むということです。
JAえちご上越 常務理事 岩崎健二さん
「急騰する飼料代、労働力不足、コロナで食肉価格が低迷。厳しい環境が続く。秋まで放牧し、すくすく育つだろう」
今後、JAえちご上越では輸入飼料に頼らなくてもいいよう、米農家などと連携して飼料の自給に取り組むことにしています。
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