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ボードゲームでSDGs学ぶ 新井高校で体験会

2023年05月18日 16:37更新

SDGsの具体的な取り組みや効果を学べるボードゲームの体験会が17日(水)に県立新井高校で行われました。生徒はゲームを通して世界の現状や課題を知り、SDGsのイメージをつかんでいました。Still0518_00001 (2)

生徒に参加した理由を聞くと「最近、地球温暖化が進んだり、環境問題もある。自分にもできることがあるのかなと考えた」「SDGsは新聞やニュースで取り上げられているが日本ではジェンダーが進んでいない。どうしたらいいか知りたくて」と答えていました。Still0518_00004 (1)

ボードゲームはスゴロクのようなもので、4人で進めます。Still0518_00002 (3)

それぞれが大企業や研究機関などの立場になって、協力しながら貧困の解決や技術革新など、17の目標達成を目指します。 Still0518_00003 (1)

プレイヤーには役割に合わせて予算が与えられ、引いたカードに従って課題の解決に挑みます。  Still0518_00006

これは「食肉を計画的に生産」するカードです。食肉は消費者のニーズによって売れ残ったり、無駄になることも多いため食肉会社がしっかり生産量をコントロールする必要があります。その一方で管理し過ぎると、経済成長がマイナスになる可能性があります。Still0518_00005

生徒はゲームを通じてこうした状況を学びながら、手持ち資金を投入します。そのなかでSDGsの複雑さや投資の影響などを考えていました。 

生徒
「課題の具体的な解決策を見るとどう支えるか見つけることができた」
「17の分野が密接に関わっている。1つに集中するとほかの分野に影響。いろんな視野で行動すべき」 

妙高市環境生活課 市川健一郎さん
「自分だけでは解決できないことも、いろんな人と協力することで解決できる。いろんな考えがあることを知り、生徒の成長につながれば」

市では、これまでSDGsの出前講座を市内の小中学校を対象に行なってきました。今年度は地域や企業向けにも行なっていくことにしています。

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