2023年05月16日 17:20更新
スマートフォンアプリ「LINE」を使って、地域のボランティア活動が分かり参加もできる取り組みが上越市頸城区で始まりました。
頸城区は「くびきまちづくり隊」と題して、公式LINEでのサービスをはじめました。スマートフォンでQRコードを読み込み、友達登録をすると地域で行われているボランティア活動などの情報を誰でも見ることができ、参加の申し込みもできます。
「くびきまちづくり隊」をはじめた背景には、区内で活動する市民団体の高齢化などがあります。
頸城区総合事務所 渡辺咲織 班長
「市民団体の高齢化が進み、今と同じ活動が何年先まで出来るか不安の声を聞いている。(瀧本邸など)保存会がなかった場合、家族だけで管理することも。その際ボランティアをお願いしたいという話を聞いていた」
今回ラインを使うことで、メールアドレスがなくても情報のやりとりができて、若い人たちに気軽に使ってもらえるねらいがあります。
ボランティアの活動場所は大池いこいの森、くびき野レールパークや坂口記念館をはじめ区内全域となっています。今後は地域イベントでの清掃や運営の手伝いなどのボランティアを募集する予定です。
頸城区総合事務所 渡辺咲織 班長
「頸城区内の人に注目してもらいたい。地域のボランティア活動に参加することで地元のお宝を再確認し、こんないいところが頸城区にあるという再発見につなげてほしい。ボランティアにもいろいろなものがある。団体からはボランティアの活用について検討してもらい、様々な場面で活用してもらえれば」
LINE登録のQRコードは、今のところ頸城区の総合事務所やほくほく線くびき駅などに貼ってあるポスターにあります。今後は、頸城区の全世帯へQRコードがのったチラシが配られるということです。
「くびきまちづくり隊」が公式にスタートする前、試験的に瀧本邸の清掃ボランティアを募ったところ、アプリの使用に問題はなかったということです。
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