2023年04月22日 04:00更新
園児が里山の空間でのびのび活動している上越市下正善寺の認定こども園「森のこども園てくてく」に、トレーラーハウスが完成し、20日(木)ご近所のひとたちに披露されました。
トレーラーハウスは「森のこども園てくてく」の園舎のとなりに建てられました。広さは17平方メートルほど。内装や外壁にはてくてくの園児が日頃活動している林の間伐材を使っています。
トレーラーハウスでは、主に2歳の園児3人が遊んだり、食事をして過ごします。2歳児はこれまで滝寺にある別の場所で過ごしていましたが、トレーラーハウスができたことで、てくてくの先輩園児と交流できるようになりました。
てくてくを運営するNPO法人 緑とくらしの学校では、園児が活動する林などを地域の人の理解を得て借りてきました。トレーラーハウスも、新たに土地を借りて作ることができました。
NPO法人緑とくらしの学校の小菅恵美 理事長は「子どもたちが伸びやかにかけまわる姿を見せ、地域の方と交流して喜んでもらえるような場所にしたい。子どもたちにとっては最高の遊び場。自然豊かな場所を残していくという意味で地域に貢献したい」と話していました。
トレーラーハウスでは今後、薪ストーブやコンポストトイレを設置したり、ソーラー発電や風力発電の設備も作る予定だということです。
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