2023年04月06日 11:45更新
昔なつかしい除雪車両「ラッセル車」を、満開のサクラをバックに撮影するイベントが6日、糸魚川市の能生駅で行われ、全国の鉄道ファン約200人が、熱心にシャッターを切っていました。
カメラを構える鉄道ファンの視線の先には…。ラッセル車のDE15(ディー・イー じゅうご)です。
昭和49年に製造されたもので、国鉄時代など北陸を中心に使われたあと、この冬までは、富山県のあいの風とやま鉄道で活躍していました。今回、その車両をトキ鉄が譲り受け、富山方面から直江津D51レールパークに向かう途中、能生駅に停車して撮影会が行われました。撮影会には、平日にも関わらず、全国の鉄道ファンが約200人集まりました。
駅の周辺はサクラが満開で、鉄道ファンは冬の車両との珍しい組み合わせに熱心にシャッターを切っていました。トキ鉄によりますと、北海道以外でDE15が見られるのはトキ鉄だけだということです。
埼玉県川越市からのファン
「雪をかく部分がかっこいい」
横浜市からのファン
「北海道で撮りたかったが機会がなかった。サクラと絡めては なかなか撮れない。ここしかないかなと」
えちごトキめき鉄道 鳥塚亮 社長
「通常サクラとラッセル車の組み合わせはない。そういうレア感(狙った)。地域の資源を掘り起こせば、いいものがいっぱいある。顕在化していくことが、我々がお手伝いできること」
DE15は直江津D51レールパークで8日(土)から展示されます。今後は、レールパーク内で実際に動かす予定ということです。
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