2023年02月20日 12:01更新
わらぐつの飛距離を競う世界選手権大会が、19日(日)上越市牧区で3年ぶりに開催されました。
「ごんぞ」はわらぐつのことです。この大会は、かつて子どもの遊びだったごんぞ飛ばしを、多くの人に楽しんでもらおうと、2011年から始まり、今年は、コロナ禍で3年ぶりの開催となりました。
この日、大会には日本を含む8か国から23チーム、69人が参加しました。競技は1チーム3人でひとり3回ずつ「ごんぞ」を飛ばし、それぞれの最も飛んだ距離を合計して競います。
参加者
「雨だったけど、めっちゃ盛り上がった」
「思っていた方向に行かなかったり、飛ぶと思ったら飛ばなかったり、すっ転んだりしたけど楽しかった」
「来年は優勝したい」
競技の結果は55.80メートルを記録した「牧村若もんしょ」がみごと、2回目の優勝を果たしました。優勝した「牧村若もんしょ」メンバーは大会を振り返って「雨のおかげでごんぞが重くなっていて遠くに飛ばせた」「待ちわびてた大会だったのでそこで成果が発揮できて嬉しい」と話した。
また、個人表彰では、「牧村若もんしょ」の近藤大貴さんと西山穂乃香さんがそれぞれ男女のベスト記録となりました。
大会の実行委員長
「この時期に、牧区特有のはきもの文化をこのような形で残していきながら大会を続けていけたらと思っています」
Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.