2023年02月02日 11:48更新
おけさ柿生産者を育成することを目的にした「おけさ柿担い手育成塾」の第7期生の修了式が1月31日に行われました。
JA佐渡が主催するおけさ柿 担い手育成塾の閉講式でははじめに、佐渡農業普及指導センターの担当者から気象と生育状況について、また県や佐渡市から補助金の種類などについて最後の講座が開かれました。
この「おけさ柿担い手育成塾」は、おけさ柿生産の発展を目的に栽培の基礎知識と技術の習得のほか経営などについても学びます。2015年からはじまり1期2年間のカリキュラムで座学や現地指導などの研修が全15回が実施されます。
受講生は、すでに生産をしている人から実家の畑を継ぐ人、新規就農など様々でこれまでに今回修了者を含め約70人が講座を修了しています。講座後の修了式には受講生のほか、協力する県や市の関係者などが出席しました。
塾長でもありJA佐渡の竪野信代表理事理事長は「世界遺産登録国内推薦など佐渡が全国的に注目が集まるなか、おけさ柿の管理、技術の継承を行って頂き、品質のよい柿の生産を頑張って欲しい。また、微力だが支援していきたい」と第7期の修了者にエールを送っていました。
修了証書を受け取る修了生
出席した6人の修了生たちは「初めての事で戸惑ったが積極的に学べた」「良い仲間として今後も共に頑張っていきたい」など、2年間の講座の感想を発表していました。
令和4年度時点のJA佐渡管内おけさ柿生産者は約300人で、高齢化などにより10年前と比較すると半数ほどに減少しています。JA佐渡は、講座などを通し、行政などと連携しながら今後も、担い手の育成に取り組んでいきたいとしています。
なお、おけさ柿担い手育成塾の第9期生の募集は4月頃を予定しているということです。
※育成塾の申し込み詳細はJA佐渡営農企画課 ℡0259-63-3106
佐渡テレビジョン
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