2023年02月04日 13:35更新
ソバの実を清流にさらす寒ざらしの作業が、上越市板倉区で行われました。仕込んだあとはざるソバとして、来月から地元のそば店「いたくら亭」で提供されます。
ソバの実の寒ざらしは、地元のそば店「いたくら亭」が大寒にあわせて行ないました。今年は1月19日からの2週間、ソバの実50キロを上関田地区を流れる別所川の水に浸しました。
ソバの品種は信濃1号、地元の農家が光が原高原にある畑で育てて去年秋に収穫しました。
川の水温は5度前後。冷たい水に浸すことで、ソバの雑味が抜けて甘味が増すということです。
いたくら亭 下鳥大助さん
「寒ざらしは、冷蔵庫がない時代に夏でもおいしくソバを食べられるように開発された技術。甘みが増してすっきりした味わいになる」
寒ざらししたソバの実はこのあと、軒下で寒風にさらして1か月間乾燥させます。下鳥さんは「通常とは違う寒ざらしソバを、ソバ好きの方にはぜひ味わってもらいたい」と話しています。
ソバの実を使った「寒ざらしソバ」500食分として、3月10日から12日までの3日間、板倉区のそば店「いたくら亭」で提供されます。
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