2022年11月11日 17:59更新
小学生が手がけた防火ポスターコンクールの表彰式が10日(木)に上越南消防署で行われました。
防火ポスターコンクールには、上越南消防署管内にある小学校8校から28の作品が寄せられました。どれも火災の恐ろしさや予防を訴えるもので、今年は初めて3年生の作品が加わりました。
審査の結果、最優秀賞に輝いたのは、3・4年生の部が上越教育大学附属小学校3年の榊原遼太朗さん。5・6年生の部が同じく附属小学校6年の榊原瑠依さんです。2人は姉弟です。
遼太朗さんの作品はコンセント周りの掃除を呼び掛けるものです。
榊原遼太朗さん
「周りの背景の配置や、色などを工夫した。しっかり言葉を考えて描いた。来年も頑張りたい」
瑠依さんは「原因は、消したつもり」をテーマに火を人に見立てた作品に仕上げました。
榊原瑠依さん
「いろいろな人が火災ゼロのまちを目指していけるよう、消し忘れがないかなどをチェックしてほしいと思いながら描いた。ホラーな感じの字で表したり、火を人の格好で表すなどした。すごくうれしい」
榊原瑠依さんの作品はポスターにして、今後、上越南防火管理者協会に加入する144の事業所や公共施設に掲示されます。
上越南消防署 羽深勲 署長
「子どもらしい表現が多かった。これから寒い時期を迎えるにあたり、火を取り扱う機会が多くなる。その時に皆さんが描いたメッセージ性のある絵が効果的になる」
なお、今年から学校賞が加わり、上越教育大学附属小学校が受賞しました。
今回応募のあったすべての作品は、高田城址公園オーレンプラザで、11月23日から12月5日まで展示されることになっています。
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