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上越市の家族が毒キノコ「コレラタケ」食べて食中毒

2022年11月08日 16:03更新

上越保健所は8日(火)、上越市在住の家族5人が、毒キノコのコレラタケを食べて食中毒を発症した発表しました。患者は快方に向かっているということです。

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コレラタケ(ドクアジロガサ)

保健所によりますと、食中毒の症状を訴えたのは上越市在住の20代から60代の家族5人です。5日(土)に自宅の地敷地内で、食べられるナラタケと思って採取したキノコを、夜に自宅で調理し、キノコ汁として家族で食べました。その翌日、朝から5人に下痢や腹痛などの症状がみられ、7日にうち2人が医療機関を受診しました。

患者宅に残っていた未調理のキノコと、患者の家の敷地内で職員が採取したキノコを専門家が鑑別したところ、有毒のコレラタケ(ドクアジロガサ)であることが判明し、食中毒と断定されました。なお、患者は入院することなく、快方に向かっているということです。

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保健所によりますと、コレラタケの特徴は傘の径が2から5センチほどで、秋に朽ちた木や古いおがくずの上に生え、群生するといことです。コレラタケの食中毒は5年から10年に一度見られる程度ですが、毒性は強く、全国では死亡事例もあるということです。特に食用のナラタケと間違えるケースが多いといことです。

保健所では、判別できないキノコは「採らない」「食べない」「人にあげない」、少しでも普段採っているキノコと違いがあれば、避けるよう注意を呼びかけています。なお、保健所では一般向けのキノコの鑑別は行っていません。専門知識のある方に鑑別してもらってください。

今年に入って県内でのキノコによる食中毒は2件目、上越地域では初めてだということです。

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