2022年11月07日 14:15更新
佐渡の代表的な秋の味覚「おけさ柿」が出荷の最盛期を迎えています。JA羽茂のおけさ柿選果場では400軒ほどの農家が生産したおけさ柿の出荷作業が行われています。
おけさ柿は種がなく、渋抜きすることで得られるまろやかな甘さが特徴の佐渡を代表する特産品です。刀根早生と平核無の2品種があり、早生品種である刀根早生の出荷は9月下旬から主力品種の平核無は10月中旬から出荷がはじまりました。
今年は栽培当初から実が大きく、9月ごろの気温の低下などで生育が一時停滞したものの、例年より大玉で収穫量も多くなっています。 また、大きさや色の鮮やかさなどから贈答品などに用いられることも多い赤秀と呼ばれる最高品質の柿も、例年より多く収穫されているということです。
JA羽茂営農課の小田政幸さん
「今年は実も大きく糖度も平年並みで高品質な柿に育った。ぜひ手にとってご賞味いただきたい」
JA羽茂では今年刀根早生と平核無ともに例年より多い出荷量を見込んでいて、11月中旬ごろまで県内のほか、北海道や関東、大阪などに出荷されるということです。
佐渡テレビジョン
Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.