2022年10月12日 15:01更新
高田城址公園のハスの花数を調べた市民団体が、12日(水)、中川市長に結果を報告し、東洋一ともいわれたハスを観光に生かしてほしいと要望しました。
調査に取り組んだのは、市民団体「高田城址公園の蓮の花数を調べる会」です。会では、ことし7月3日から9月4日まで、花の咲く周期に合わせて数を調べました。結果、およそ16万5000本の開花を確認しました。
12日(水)は会のメンバーが上越市役所を訪れ、中川市長に結果を報告しました。
吉越正勝 代表
「蓮沼がある観光地の宿泊者数で、高田城址公園は全国20傑に入っていない。今回初めて測定できたことをきっかけにたくさんの人に来てもらえるように考えたい」
吉越さんは、東洋一ともいわれた公園のハスを季節観光だけでなく市長の自論である通年観光にも生かしてほしいと伝えました。そのうえで吉越さんは、ハスにちなんだ土産物の販売や写真コンクールの開催、さらに、ハスとサクラの博物館の整備などを具体的に提案しました。
それに対し中川市長は「高田城址公園は史跡のため、建物を建てるのは難しい事情がある」としながらも「サクラの数はいつも数字を言っていたが、これからはハスは16万5000本とPRできる。通年で生かしていけるように通年観光プロジェクトの中で検討して努力したい」と話しました。
会では来年度以降も調査を続け、年ごとの開花状況の違いを調べるということです。
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