2022年09月23日 16:00更新
佐渡市の小木地区で先月末ごろからイチジクの高級品種「ビオレソリエス」の収穫が始まっています
秋の味覚でイチジクの高級品種 ビオレソリエスは、フランスが原産の黒イチヂクで糖度が高いもので23度にもなる高級品ですが、栽培が難しく生産地は全国でもほんのわずかです。
そのビオレソリエスの生産地のひとつが佐渡市の小木地区です。
小木地区琴浦の石塚雅美さんは2000年ごろからイチジクの栽培をはじめ、現在はおよそ25アールの畑に数品種、およそ150本を栽培しています。
小木地区では、平成12年に小木イチジク生産組合を立ち上げ、「おぎビオレー」と名付けてブランド化に取り組んでいます。
生産者石塚雅実さんは「おかげ様で当初より生産者は増えました。単価が高いのでそこは助かっています」と話します。
石塚さんの畑では、今年は気候の影響で例年より早く8月20日ごろに収穫がはじまり、収穫時期は毎日朝3時台から作業をしています。
生産組合には、都内の有名ホテルやレストランからも注文が入ると言います。
また、石塚さんは、ビオレソリエスのほか、キング、ヌアールドカロン、ロンドボーデックスなどの品種の栽培にも取り組んでいて直売所などに出荷しています。
これから旬を迎える品種のビオレソリエスは11月上旬まで出荷が続くということで、島内のスーパーのほか、全国に出荷されます。
佐渡テレビジョン
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