2022年09月20日 18:16更新
上越市の高田城址公園など、3つの公園でキッチンカーのニーズがどのくらいあるか調べる社会実験が始まりました。
社会実験はキッチンカーのニーズを探ろうと、上越市の高田城址公園、五智公園、たにはま公園の3か所で先週17日から始まりました。
18日は高田城址公園で、自前に申し込みのあったカレーの店「F-Truck112Yo」と窯焼きピザ「ラ・ペントラッチャ」が出店しました。
キッチンカーは、食品衛生法に基づいて自動車による営業が許可されているものです。店を出す場所は市が指定し、来店者出店者の両方にアンケート調査が行われます。
カレー店のメニューは胸肉チキンカレーとドライ・キーマカレー、いずれも500円です。事前にSNSで出店を告知し、ランチタイムを中心に、午前11時から午後4時まで営業しました。
出店者
「まだ知名度が低い。(客が)会場で見つけて見に来る。認知度が増せば面白いかも。販路としては『あり』」
購入者
「カレー店のSNS(インスタグラム)に社会実験と書いてあり来てみた。高田城址公園には飲食店が少ない。子ども向けキッチンカーもあると良い」
購入者
「SNS(インスタグラム)で知り、店を目当てに来た。出店をきっかけに知るお店もあり、実際の店を訪れる可能性も…」
「普段あまり公園には来ないがキッチンカーをきっかけに利用したい」
今回の実験には、市内の飲食店、10店から申込みがありました。実際の営業時間や出店の可否は、天候などをみながら店が判断します。
市都市整備課 下鳥颯大さん
「アンケート調査の結果から公園での飲食のニーズがある。可能性の確認を目的として社会実験を実施。公園でのキッチンカー日常化を今後検討していきたい」
キッチンカーの出店申し込みはすでに締め切られています。今回は、社会実験のため、出店料は無料でした。
実験は今月25日(日)まで行われています。
カレー店店主の松永喜隆さんは、元中学校の体育教員ということで、教え子が会いに来てくれるのを、とても喜んでいました。
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